内容説明
摂政時代、ロンドン。結婚仲介人であるメレディスは女性ながら仕事を持ち、働くことに生きがいを感じている。今回はこれまででいちばんの大仕事。美しい公爵令嬢とハンサムな伯爵子息という、社交界中が注目する婚約をとりまとめたのだ。ところが当日に花嫁が現れず、結婚式は取りやめになってしまう。伯爵家の跡取りである子爵フィリップが、エジプトで“涙の石”と呼ばれる石板を発掘し「花嫁となる婦人が死ぬ」という呪いをかけられたと話したせいで、式が近づくにつれて激しい頭痛に襲われるようになった公爵令嬢がおじけづいてしまったのだった。おまけにそのことを新聞におもしろおかしく書きたてられたため“最も結婚したい男”だったフィリップの人気は急下降。“呪われた子爵”とまで言われるようになってしまう。そんな彼に、名誉と生活をかけて結婚させてみせると宣言するメレディス。だが、新たなる花嫁を探すうちになぜだかお互い惹かれあってしまって…。はたして呪いは本当なのか?そして“結婚仲介人”と“呪われた子爵”の恋の結末は―。
著者等紹介
ダレサンドロ,ジャッキー[ダレサンドロ,ジャッキー][D’Alessandro,Jacquie]
大学卒業後に結婚。息子と三人、アトランタにて幸せに暮らしている。コンテンポラリーとヒストリカルの両方を手がけ、現在20冊を超える著作がある。RITA賞ファイナリストに2度選出されている
大野晶子[オオノアキコ]
東京都出身。成城大学文芸学部芸術学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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