内容説明
ジョーダン・コリアー暗殺後のある朝、トムを取り巻く世界は一変していた。ダイアナやカイルを始め同僚や家族は誰ひとり“4400”事件を知らず、生還者だったはずの人々は何事もなくそれぞれの人生を生きていたのだ。混乱するトムを心配したダイアナは、彼を強制的に入院させる。そんなトムのもとに、妻だと名乗る美女アラーナが現われる。彼女は“4400”の一人で、トム以外に唯一、元の世界の記憶を持つ人間だった。それと前後して、トムは謎めいたビジョンを繰り返し見るようになる。黒曜石のドア、薄暗い部屋、中央に置かれた寝台、頭上から降り注ぐ破片―。トムの人生に一体何が起きたのか?そして、アラーナの正体とは…?話題の超感覚サスペンス・ミステリー、ついに佳境に。
著者等紹介
清水節[シミズタカシ]
エディター&ライター。映画に関する各メディアで企画編集・執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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