内容説明
休日の昼下がり、一家の父親は幼い弟たちの面倒を年の離れた姉・リサに任せ、仕事に行ってしまう。パパにかまってもらえないダニーは、兄のウォルターに遊び相手になってもらおうとするが、ウォルターはそんなダニーをてんで無視。寂しいダニーは地下室で偶然見つけた古いブリキのボードゲーム「ザスーラ」でひとり遊び始める。だが、ゲームを始めた途端、なんと彼らは家ごと宇宙空間に飛び出していた！驚くダニーとウォルター。そしてコマを進めるたびに飛び出すカードにはとんでもないことが書かれ、それが次々と現実となって襲いかかる。隕石の襲来、エイリアンの攻撃―様々な危機をかいくぐり、ふたりはなんとか地球に戻る唯一の方法＝ゲームのクリアを目指すのだが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rikuson
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ただのゲームではない。ただのゲームだと思っているうちは脱出不可能なのである。少年としてではなく大人になってから読んだため、兄弟のやりとりがなんとも愛おしく感じられたりした。2017/02/04
