内容説明
1918年、アメリカ・ウィスコンシン州のとある田舎町。自然あふれるこの町に11歳のスターリング少年が住んでいた。動物好きのスターリングは、ある日、友人のオスカーと釣りに出かけ、ウェントワースの森で母親と死にわかれたあらいぐまの赤ちゃんと出会う。ラスカルを育てることで、スターリング自身もいつしか成長していく―、『世界名作劇場』シリーズきっての代表作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヘムレンしば
1
子供の頃何度かテレビで見たような記憶があるけど???だけど可愛らしいラスカルの姿は今でも良く見ますね。内容は可愛らしいイラストと違って重いです。お母さん亡くなってお父さんの事業が破産してラスカルとお別れ。ここからスターリングは都会の学校で学ぶために旅立つ。逞しく生きる子供の成長物語ですね。年齢的に今の自分はウィラードさんなので、こっちに同情してしまったり、やっぱ弟のフレッドさんみたいな生き方が良いんやろかとか考えてしまったり。年齢が変わると違った見方もありますねw2021/09/19