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内容説明
なぜオサマ・ビンラディンはサウジの大富豪の地位をなげうって、国際的なテロリストになったのか。なぜビンラディンはイスラム原理主義者たちの英雄といわれ、ジハードを命じるのか。ビンラディンはアフガニスタンでどうやってソ連に勝利したのか。テロリスと金融、株式、ハイテク、合法的な企業をつなぐ国際ネットワークとは―今、もっとも注目の男を追跡した書。
目次
第1章 戦いはこれからだ!
第2章 大富豪の息子からイスラム過激派に
第3章 アフガニスタンへ進め
第4章 帰ってきた英雄
第5章 新たなる前線へ
第6章 広がる戦場
第7章 アフガニスタンへの帰還
第8章 戦争の激化
第9章 予感される大問題
著者等紹介
ランドー,エレーン[ランドー,エレーン][Landau,Elaine]
緻密な調査と情報収集には定評のあるアメリカ人ジャーナリスト
松本利秋[マツモトトシアキ]
1947年高知県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。ジャーナリストとして、タイ、カンボジア、ラオス、アメリカ、エジプト、南太平洋、北方領土、中国、台湾など、主に紛争地域を取材。国際問題と軍事をテーマとしてテレビなどのコメントや新聞、雑誌などに寄稿。アジア情勢などについての講演多数。千葉工業大学、工学院大学兼任講師
大野悟[オオノサトル]
主な著書に「10日で覚えるWordVBA入門教室」(翔泳社)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bis bald.
2
日本人にとって「アルカイダ」「イスラム原理主義」というものは馴染みのないもので、その中心人物のオサマ・ビンラディンという存在は、アメリカ同時多発テロがなければ、知ることなのいものだったと思います。その、ビンラディンの少年期からの史跡を知るツールとしてわかりやすく、まとめられたものだと思います。メディアでは、表面的な部分しか知りえなっかたことを知ることができます。イスラムやビンラディンについての入門書のような感覚で読むと非常に感慨深いものだと考えられる本でした。2011/04/02
ぎすけ
1
アメリカ同時多発テロより、注目を浴びたビンラディンの軌跡が分かりやすい。以前RAWAというアフガニスタンにある女性の団体の本を読んだためか、どうしても信仰深いといえど、テロリストとイメージがぬぐえない。イスラム教の教義についても読んでみると、よりこの人物が理解できるのかも。2011/05/21