内容説明
愛は永遠か!?19世紀末のスウェーデンの鬼才、ストリンドベリイが放つ歓喜と苦悩の“愛の物語”。原典からの新訳。
著者等紹介
ストリンドベリイ,アゥグスト[ストリンドベリイ,アゥグスト][Strindberg,August]
1849年生まれ~1912年没。生涯の間にきわめて多数の長・短編小説、ドラマ、詩、論文、その他ポピュラーサイエンスに至るまで、多様な作品を残している。スウェーデンにおける最初の職業的作家であると言われるスウェーデン最大の作家の一人で、初めてスウェーデン文学を世界の文学に押し上げた
古城健志[コジョウケンシ]
1926年、高知県に生まれる。東京大学工学部卒、1997年まで株式会社千代田化工建設などでエンジニアとして働く。技術士。1977年頃より北欧語を学び、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ソングライン
6
スウェーデン人作家ストリンドベリイの結婚をテーマにした戯曲と短篇が収められています。夕立では別れた妻と子が新たな夫とともに、主人公の住むアパートに越してくる設定で、一度壊れた夫婦の絆が戻るものかを問います。恋とパンでは、結婚したならば、甘い生活に溺れることなく、家族をしっかり養いなさいという教訓が語られます。2018/03/03
のうみそしる
1
穏やかな中に生活している主人と、取り巻く環境のうつろい。いちいち名言が多い。「一度口にした言葉は、二度とつかまえることはできないのだ」 年老いても仲の良い兄弟っていいね2015/10/06
矢田絵美里
0
★★★★★ 『恋とパン』は、結婚について考えさせられます。現実的にならなくてはいけない。2009/02/16
葛
0
2007年7月7日第1刷発行 著者:アゥグスト・ストリンドベリイ 訳者:古城健志 発行者:小町修三 発行所:株式会社コスモヒルズ 印刷製本:互恵印刷株式会社 装画・装丁:古城里紗 夕立(稲妻)1907年 より強きもの1907年 恋とパン1882年ごろ2020/01/31