自然の音・文化の音―環境との響きあい

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自然の音・文化の音―環境との響きあい

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  • サイズ A5判/ページ数 300,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812299210
  • NDC分類 081
  • Cコード C1336

内容説明

音楽が生まれる原初のかたち。本講座は、私たち一人ひとりの生き方を、地球的な視野をもって問いなおしていこうとするものです。

目次

序 自然の音・文化の音
第1部 音の認識・世界の認識(音響認識論と音世界の人類学―パプアニューギニア・ボサビの森から;中央ボルネオの森・カミ・表象―プナンとクニャ)
第2部 仲介する音・越境する音(移りゆく風景―マレーシアの熱帯雨林におけるモダニティの音楽的仲介;葬送儀礼と合唱における死者の音声―アフリカ熱帯雨林での事例;コスモスの音を聞く―北西アマゾンの生活と音の森)
第3部 自然・音・身体(自然と文化をつなぐ声、そして身体―音響身体論へむけて;蜘蛛の音楽―筋肉の音響史へむけて;身体からほぐれてくる音)
総合討論 重なりあう響き

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1959のコールマン

19
☆4。タイトルが表している通り、「音楽」の本ではない。人間の出す「音(声も含む)」と自然の「音(動物の出す音も含む)」の関係を研究した本だ。パプアニューギニア・ボサビの森、北西部のワヘイ、中央ボルネオの森、マレーシアの熱帯雨林、アフリカ熱帯雨林、北西アマゾン、パプアニューギニア・北西部、などの現地の人とのフィールドワークを通じて、様々な音と人間との複雑な関係を分析していく。かなり専門的で、ある程度知識がないと理解しづらい所が頻出する。ので、最後の章の討論から読む事をお勧めする。2019/07/08

兎乃

2
音楽ではなく「音」。「最初の始まりの音」を求める人にはヒントになるかもしれない。2012/03/19

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