ビーズでたどるホモ・サピエンス史―美の起源に迫る

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ビーズでたどるホモ・サピエンス史―美の起源に迫る

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  • サイズ A5判/ページ数 297p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812219270
  • NDC分類 202.5
  • Cコード C0020

内容説明

12万年前の埋葬跡から出土した貝殻ビーズ、新石器時代のストーンビーズ、縄文時代の翡翠、エジプト文明のファイアンス、インダス文明のカーネリアン、大航海時代のガラスビーズ…、その素材や細工は地域や時代によって多種多様。そして現代世界にはあらゆる素材のビーズがあふれ、まさに百花繚乱。同時にビーズは、富や威信、集団の象徴など社会的役割を担ってきた。本書では、ビーズの誕生した12万年前から現在まで、地球全域をフィールドに、ビーズを手がかりとして人類の歴史をたどる。

目次

人類とビーズ
1 ビーズの誕生とその展開(人類最古のビーズ利用とホモ・サピエンス―世界各地の発見から;新石器時代のストーンビーズ―狩猟採集・初期農耕時代の東アジア;縄文時代の装身具―多様な素材と翡翠ビーズ;先史琉球の貝ビーズ文化―豊かな素材と素朴な文化)
2 古代国家と古代文明の形成・展開(古代日本とユーラシア―ガラスビーズからみる交易;インダス文明のカーネリアン・ロード―古代西南アジアの交易ネットワーク;弥生・古墳時代の多様なビーズ―社会の複雑化と装飾;古代エジプトの社会をつなぐビーズ―王と家臣、神と人;中国文明の宗教芸術にみるビーズ―敦煌莫高窟の菩薩装身具)
3 大航海時代と世界システム(アフリカに渡ったガラスビーズ―ビーズ文化を受容した社会、しなかった社会;アイヌと北方先住民を結ぶガラスビーズ―交易の歴史と文化的役割;オセアニアのガラスビーズがきた道―航海誌・考古学・民族資料からたどる;オセアニアの貝ビーズ文化―欧米化のなかの婚資と地域通貨)
4 地域文化の持続と変容―ビーズからみた現代世界(東アフリカ牧畜社会の若者文化―ビーズにみる社会と文化の変容;台湾原住民族の文化の多様性―ビーズにみる過去と現在;現代アイヌのタマサイ―文化のシンボルとしてのビーズ;タイの若者文化と土製ビーズ―流行と衰退が映す社会の変容;日本で華開くビーズ文化―ガラスビーズ・ビーズバッグ・ビーズ織り)

著者等紹介

池谷和信[イケヤカズノブ]
国立民族学博物館教授、総合研究大学院大学教授。専門は環境人類学、人文地理学、アフリカ研究、地球学、生き物文化誌学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

3
ふむ2020/09/21

まころん

2
図書館で長く待ったんだけど、登録少ないねー これから読みます 国立民族学博物館(大阪にあるやつだよね?)の館長が編集した濃いいビーズ本。2021/03/24

Book shelf

2
天然物、人工物に限らず穴のあいたもの、あるいは開けたものに紐を通して使うものをビーズとし、その歴史を概観する内容。人類史を概観し評価するための対象は数多いが、それらの中からなぜビーズを対象としたのか。それはビーズは人類が美という観念をいつから持つようになったのか知ることができるからである、というのが本書のテーマ。およそ10万年前の最古のビーズから現代アートとしてのビーズ、素材は貝殻、植物など天然物からガラス、プラスチックなど人工物まで、考古遺物や近年の民俗例を通して多種多様でグローバルな人類の足跡を辿る。2020/05/08

夏みかん

0
様々な方の様々な研究が分かりやすくまとめられていて、とても面白かったです。ただ、折角なのでビーズのカラー写真がもう少し多いと良かったな。機会があれば実物も見てみたい。2021/11/12

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