感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蔦屋重三郎そっくりおじさん・寺
62
広島県人にはピンとくる著者名だろう。緒方かな子は広島カープの緒方監督夫人で、元グラビアアイドル兼学園祭クイーンだった中條かな子。西田篤史は広島のローカルタレントの草分け的な方で、名曲『初恋』の故・村下孝蔵の友人でもある。前半は緒方監督夫妻のお子さんが考えた話にかな子さんが絵を付けた絵本(吉田豪『元アイドル』のインタビューで漫画好きだとは読んでいたが、本当に見事な絵に舌を巻く)。後半は広島カープ伝を西田篤史がその話術で語っている。絵本の話も素敵で、後半の語りも良い。一番平易な広島カープの魅力入門だ。お薦め。2018/02/01
風里
13
ぼくのヒーローは常勝じゃない。 負けることもあるけど、絶対あきらめない。 だから応援するんだ。 札束ビンタ軍団になんて負けない!2019/05/02
ひなにゃんこ
4
★3 カープ緒方監督の妻かな子さんと娘佑奈さんの合作絵本。絵本は…、うーん、特に起伏のないストーリー(というほど内容もない)で、挿絵の実在の選手達を見て楽しむくらい?後半はローカルタレント西田篤史さんのカープの思い出エッセイ。旧市民球場時代の弱いカープから新球場ができて盛り上がり、強くなっていったカープの思い出。広島人ならほぼ似た体験と記憶を共有している。その時々の気持ちを思い出してジンと来たりはするけど、目新しさはない。前半後半全く別物で、1冊にする必然性もないし、話題性のわりに正直物足りなかった。2018/03/12
チョビ
2
前半が緒方母子の絵本で、後半が広島では著名な方の「カープと俺」。誰のための本なのかまず全くわからない。母の絵は確かに上手いが、娘の文章は書かされている感があり、野球に興味がない感が炸裂している。もう一つの「カープと俺」は都心にあるくらいがメリットの市民球場から駅前のIKEAの隣に来たら広島市もカープも活気が出たよ的な、これまた何が言いたいのかって感が否めない…。ううむ。2019/11/26
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- 和書
- 基礎微分積分