内容説明
1972年10月、詩人たちによって旗揚げされた「詩と思想」は、歴代の編集委員・スタッフ、編集参与、購読会員の方々の熱意によって支えられてきた。コロナ感染が世界に拡大、終息のめども立たない中、ここに470名の詩人たちが結集した。今後も、特定の詩的傾向や思想信条に偏らず、読者の期待に応えられる全国誌へと成長を果たしていきたい。詩を愛するすべての読者のため、ここに世代を超越した詩人たちのアンソロジーをお届けしたい。
目次
楽寿(西川保市)
世界史が問う=ケネディ暗殺とは何か?(佐藤鶴麿)
新春のひかり(太田奈江)
鼠の新年の歌(郡山直)
言いわけ(竹下義雄)
かまきり(戸井みちお)
色のない季節(舘内尚子)
俯瞰(前田孝一)
黒馬(新川和江)
銀河の星を一つ下さい(森ちふく)〔ほか〕