内容説明
彼女にとって、故郷とは言語以外の何ものでもない。人間の追放と帰属をテーマとする抒情詩は、今世界へと発信しつづける亡命文学である。
目次
私の心よ私達は旅をしている
数千年
答え
樹はけれども咲く
願い
選択
愛
眼の塔
私は自分を守らない
始まり〔ほか〕
著者等紹介
ドミーン,ヒルデ[ドミーン,ヒルデ][Domin,Hilde]
1912年ケルン生まれ、現在ハイデルベルグ在住のユダヤ系ドイツ詩人である。ナチスの政権掌握をいち早く察して、イタリア、英国、ドミニカなどで長年にわたる亡命生活を体験する
高橋勝義[タカハシカツヨシ]
1970年中央大学大学院終了。徳島文理大学助教授。ドイツ文学専攻。歌人、歌集四冊
高山尚久[タカヤマナオヒサ]
1978年中央大学大学院博士課程修了。職業能力開発大学校助教授。ドイツ文学専攻
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