出版社内容情報
戦時下における私学中等学校が歩んだ歴史を浅野綜合中学校の事例に、豊富な史料をもとに明らかにし今日の私学教育のあるべき姿を提示する。
序 章 課題と視角
第一章 中等学校「教育改革」の推移
第二章 生徒訓育から錬成教育へ
第三章 私学中等教育の新体制移行過程
第四章 戦局推移と新体制下の私学中等教育
第五章 決戦下私学教育の実践
第六章 臨戦下私学中等教育の再編
第七章 修練体制下の私学中等教育
第八章 決戦非常体制下の私学中等教育
第九章 私学中等教育の崩壊と再興
資料編
一、淺野綜合中學校設立趣旨
二、淺野綜合中學校「五綱領」
三、『箱根報国寮・勤労奉仕施設』
四、『大磯日誌』
五、座談会記録
六、新体制に対する要望
内容説明
本研究では大正九年に創立した浅野綜合中学校を事例とした。戦時下教育の展開を三つに時代区分して課題を検討している。
目次
序章 課題と視角
第1章 中等学校「教育改革」の推移
第2章 生徒訓育から錬成教育へ
第3章 私学中等教育の新体制移行過程
第4章 戦局推移と新体制下の私学中等教育
第5章 決戦下私学中等教育の実践
第6章 臨戦下私学中等教育の再編
第7章 修練体制下の私学中等教育
第8章 決戦非常体制下の私学中等教育
第9章 私学中等教育の崩壊と再興
著者等紹介
出井善次[イデイゼンジ]
1949年栃木県に生まれる。1974年東京教育大学卒業。1976年東京教育大学大学院農学研究科修士課程修了。1977年浅野高等学校教諭、現在にいたる。主要著書に『昭和恐慌下の農村社会運動』(共著)御茶の水書房、1978年
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