内容説明
著者の第二の著作集。企業の行動の目標、活動過程、活動環境の各側面について、多くの研究成果を展望し、理論の現実化という視点から検討した論文、正統的な新古典派企業理論と、経営者企業理論との間の相互関係をとらえた論文、経済における大企業の集中度を表す「一般集中度」を取り上げた論文などが収録されている。
目次
第1章 現代企業理論の展開
第2章 企業理論の一つの総合
第3章 一般集中度について
第4章 経済集中の測定指標
第5章 日本の一般集中度の推定―H指数とエントロピー指数による
第6章 技術革新と市場集中
第7章 垂直統合について