内容説明
ようこそ「アニマリウム」へ。この博物館は24時間、365日開いていて、子どもから大人まで、あらゆる来館者のために、160種を超える動物たちの素晴らしいコレクションが展示されています。展示室を見学しながら、動物がどのように進化したのかを学び、地球には実にさまざまな生き物と環境が存在することを確かめてください。さあ、扉を開いて、活気に満ちた動物界を探検しましょう。
目次
総合案内
第1展示室 無脊椎動物
第2展示室 魚類
第3展示室 両生類
第4展示室 爬虫類
第5展示室 鳥類
第6展示室 哺乳類
資料室
著者等紹介
スコット,ケイティ[スコット,ケイティ] [Scott,Katie]
ブライント大学でイラストを学び、BBC、ニューヨークタイムズ紙、ユニバーサル・レコード社の仕事を手がけている。ロンドン在住
ブルーム,ジェニー[ブルーム,ジェニー] [Broom,Jenny]
ロンドンのスレイド美術学校出身。児童向けの著書など、多数の本の編集に携わっている。ロンドン在住
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
動物学者。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業後、国際生物計画(IBP)調査、イリオモテヤマネコの生態調査などに参加。哺乳類を主とする分類学、生態学が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
34
地球上にいる約190万種の生き物を分類した動物の博物館。無脊椎動物(カイメン・イカ・クラゲ・チョウ)・魚類(サメ・エイ)・両生類(イモリ・カエル)・爬虫類(カメ・ヘビ・ワニ)鳥類(ペンギン・アホウドリ・ワシ)・哺乳類(ゾウ・サル・コウモリ・ライオン・クジラ)最初に登場した多細胞動物は約6億6500万年前のカイメン。3億7000万年前に両生類が生まれ、2億5000万年前に爬虫類の時代になりほぼ絶滅。1億5000万年前に鳥類が恐竜から生まれた。霊長類は8500万年前に出現。ホモ・サピエンスはほんの約20万年前2019/01/15
Kanae Nakajima
30
とにかく美しい本です。160種以上の動物たち全てが手書きのイラスト。使われるフォントも紙も素敵です。「私たちが何か違うものを想像したり、お話を作ったりするときには、いつだって自分が知っていることをもとにしています。地球に存在する生き物はその想像の出発点です。」 24時間365日開館している、この動物の博物館で想像を巡らせよう。2016/11/29
たまきら
21
いやあこれは美しい!格調高いオーデュボンの精神を受け継ぐ挿絵に、生命の木を追って紹介されていく生物たち。「動物はどんなに違っているように見えても最初は一緒」という考え方をわかりやすく解説している素晴らしい図鑑です。写真や映像ばかりでなく、こういう優れた絵画の図鑑があるってやっぱりいいもんですねえ。イギリス自然史博物館展を見たばかりだったのでタイムリーでした。素晴らしかった。2017/06/19
紅花
10
生き物好きな男の子が夢中になること間違え無し。と思う。絵も、内容も素晴らしい〜2018/04/04
遠い日
10
「アニマリウム」とは「動物の博物館」という意味の造語だそうだ。6つの展示室とされる章立てを巡ると、生命の進化がイメージできる。生命の樹の不思議。まるで違う姿となった今と大元のところで同じであったりするのが、びっくり楽しい。2016/10/18