著者等紹介
ふじいかつのり[フジイカツノリ]
藤井克徳。1949年福井県生まれ。東京都立小平養護学校(現在の東京都立小平特別支援学校)教諭を退職した後、日本初の精神障害者のための共同作業所「あさやけ第2作業所」やきょうされん(旧称は共同作業所全国連絡会)の活動に専念。埼玉大学教育学部非常勤講師(兼職)を経て、現在、日本障害フォーラム(JDF)幹事会議長、NPO法人日本障害者協議会代表、きょうされん専務理事、WAsia(重度障害者就労事業のアジアネットワーク)代表、公益財団法人日本精神衛生会理事
里圭[サトケイ]
1977年静岡県生まれ。武蔵野美術大学油絵学科版画専攻卒業の後、上智社会福祉専門学校社会福祉士・児童指導員科を卒業。福祉の仕事の傍ら、グラフィックデザインやイコン画をゴム版で表現する作品等を作っている。3児の父。『えほん障害者権利条約』が初の絵本作品となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とよぽん
54
障害者権利条約を擬人化して、その誕生から日本で批准されるまでの歩みをわかりやすく説明している。漢字には結構ルビが振ってあるので、小学校3年生ぐらいからでも読んで理解できると思う。でも、何となく情緒に訴える要素が少なかったような気がする。なぜだろう。2023/01/20
ヒラP@ehon.gohon
21
国連で2006年に生まれた「障害者権利条約」が、日本で認められたのが2014年と聞いて少し残念でした。 日本は障害者理解に対して、それほど先進的な国ではなかったのです。 パラリンピックで障害者の活躍を目にした日本は、バリアフリー、ノーマライゼーションに前向きになったのも事実です。 でも、障害者が権利として自己主張できる土台はまだまだ未成熟だと感じました。 このような絵本が、子どもたちのところから拡がっていくことの重要性を痛感します。 版画で描きこまれた様々な障害者について、意識を向けてみてください。 2018/08/13
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
17
障害者権利条約について分かりやすく書かれていました。この本読むまでは無知でよく分かっていませんでした。絵本で分かりやすく書かれているので、学校でも取り入れて早期に教育して、皆が住みやすい環境になったらなあーと思います。2016/08/06
まりこ
16
図書館にて★2006年ニューヨークで誕生した障害者権利条約か日本に辿り着いたのが2014。権利条約→難しい言葉に聞こえる。みんなが平等に暮らせる事が普通になること。簡単そうで本当に難しいのかもしれない。2015/06/03
海(カイ)
14
【図書館】自分が発達障害と診断されて、1年以上が過ぎ、たまたま目についたので、手にした。分かりやすく書かれています。“障害”という枠にとらわれない“人間”として生きられる時代が来ることを願いたいとも思う。2017/10/25