内容説明
本書でご紹介するのは、使い勝手がよくて値段も手頃な日常の器ばかりです。ふだん使いの器だけれど、実際に使ってみると、今までと少し違う感じがするのです。いつものおそうざいなのに、ごちそうに見える。なんだか使いやすいし、テーブルが洗練されて、気持ちいい。料理に手をかけよう、という意欲もわいてきます。そしてある日ふと、食事をゆっくり楽しんでいることに気づくのです。毎日の暮らしがいとおしく感じられてきます。それが、ごちそうの“うつわ”なのです。
目次
季節のうつわ
上等の飯椀と汁椀
食卓を彩るお皿
とりどりの鉢
土鍋であつあつ
とっておきのお酒
お茶の愉しみ
小さくて、かわいい