住総研住まい読本 第３の住まい―コレクティブハウジングのすべて

小谷部 育子/住総研コレクティブハウジング研究委員会【編著】

エクスナレッジ（2012/06発売）

• サイズ A5判／ページ数 166p／高さ 21cm
• 商品コード 9784767814247
• NDC分類 365.35
• Cコード C0077

内容説明

自立共助、多世代居住を楽しむ。

目次

１章　コレクティブハウスでの暮らし（コレクティブハウスかんかん森―全体像・居住者インタビュー；コレクティブハウス巣鴨―全体像・居住者インタビュー；コレクティブハウス聖蹟―全体像・居住者インタビュー；コレクティブハウス大泉学園―全体像・居住者インタビュー）
２章　コレクティブハウジングの仕組みと居住者の動向―コレクティブハウスかんかん森を通して（コレクティブ人の移りゆき；かんかん森の暮らしの運営；空間の特徴と使い方；暮らしの評価　変化しないことと変化すること）
３章　「第３の住まい」としてのコレクティブハウジングとは（コレクティブハウジング誕生の背景；スウェーデンにおけるホットな事例情報；コレクティブハウジングの国際的な展開と可能性；現代日本における「第３の住まい」としての位置づけ）
４章　コレクティブハウジングをつくるには（欧米と日本の取り組み；日本におけるＮＰＯの取り組み；コレクティブハウジングのつくり方いろいろ）
５章　対談／コレクティブハウジングを他分野の専門家と語る（コレクティブハウスとおひとりさまの終の住処（上野千鶴子；小谷部育子）
コレクティブハウスは共有地の復活（恩田守雄；小谷部育子））

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[橋本 千春]

実際に住んでいる人の話あり、海外の動向あり、実務的な話ありで、“コレクティブ・ハウス”についてザックリ知ることができる本。地縁も薄くなっているし、少子化、高齢化で人口も減り、空き家が増えていく中での住まい方、社会との関わり方として面白い試みではあるとは思う……けど、どこまで普及するのかなぁとも思う？

2012/08/11