内容説明
生命維持に欠くことのできない食品。その食品に対するさまざまな問題点が指摘されている。食糧自給率の低下・食品の摂取と深く関わる生活習慣病・BSEや鳥インフルエンザのように食品の安全・安心の問題、さらには食品の偽装表示や残留農薬など枚挙にいとまがない。他方では、食品学関連分野の講義に十分な時間をかけることが困難になりつつあるのが現状である。限られた時間のなかでのより効率的な学習を目指して、この1冊を読めば最低でも8割の正解を取れるよう、本書には食品学総論・各論・食品加工学・食品機能論のすべてがコンパクトにまとめられている。栄養士・管理栄養士の養成課程の教科書として、また国家試験対策の参考書として最適の書である。
目次
第1章 食品の構成成分(食品の分類と流通;エネルギー ほか)
第2章 食品加工の原理と技術(食品加工の目的と原理;食品加工の製造技術 ほか)
第3章 植物性食品及び動物性食品(穀類;野菜類 ほか)
第4章 各種食品(油脂類;微生物利用食品 ほか)
第5章 食品表示と規格(食品表示と法令;その他の食品表示と規格)