目次
第1部 少女文学成立時の社会史的・思想史的背景(十八世紀末における家族構造と男女役割の変容;ルソーとフンボルトにおける男女役割の両極性)
第2部 十八世紀から十九世紀初めまでの少女のための道徳的・教訓的読物(道徳的・教訓的書物と少女文学のはじまり;理性への教育と宗教―博愛主義以前の少女文学 ほか)
第3部 十八世紀から十九世紀初めにかけての少女のための物語文学(小説;物語)
第4部 十九世紀における少女のための文学の発展―展望(新人文主義的およびロマン主義的特徴を持つキリスト教的・理想主義的少女文学;一八五〇年前後の道徳物語、または世界のビーダーマイヤー的・牧歌的変容 ほか)
著者等紹介
中村元保[ナカムラモトヤス]
梅花女子大学学長。1958年大阪大学文学部卒業。1989年大阪大学文学部教授。1999年梅花女子大学教授(児童文学科)。2001年から現職
渡辺洋子[ワタナベヒロコ]
大阪学院大学経済学部助教授。1963年大阪大学文学部卒業。1980年大阪大学文学部助手。1988年から現職
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