Bibliophile series<br> 書物の話

Bibliophile series
書物の話

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 486p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784809905148
  • NDC分類 020.23
  • Cコード C0090

内容説明

焚書や検閲、弾圧や投獄、にも屈することなく書物に心底うちこんだロシアの作家、愛書家たちの勇気とたたかいの記録。

目次

第1部 序文に代えて(書物の力;古い本の書架;書物の都市;民衆と語ろう;どんな本を蒐めるべきか;《決して思い出などではなく》;内戦の記念品;名前の無い本;「無窮なるは捉うる能わず」)
第2部 恐るべき武器―アレクサンドル・ラヂーシチェフ作品の生前ならびに初期の版本(『将校操典』;『ウシャコーフ伝』;ラヂーシチェフ自由印刷所の処女作;『旅』の初版;検閲の犠牲となった最後の『旅』;「わが末裔かならずや遺恨を晴らさん」 ほか)
第3部 一八世紀本あれこれ(『ノヴィーコーフとモスクワのマルチニストたち』;「万物に就きて万物の為に」;ロシアの地方ジャーナリズムの濫觴;『珍聞奇聞戯場』;『ドン・ペドロ・プロコドゥランテ』;『オーレニカ』;差押さえられた喜劇)
第4部 寓話作者ナヴィ・ヴォルィルク―イワン・クルィローフ書誌がたり(『午前中』;『精霊通信』;『媾和頌』;クルィローフの戯曲作品と雑誌『演劇通報』 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すけきよ

0
ソビエト(当時)の俳優にしてコレクターが書く、ソビエト稀覯本の世界。ソビエトの稀覯本の歴史は、同時に弾圧と抵抗の歴史。国家から禁書指定されたために稀覯本になってしまうというものが多い。だから、ほとんど数えるほどしか残ってない本ばかり。一冊ずつその本のエピソード、稀覯ランク、入手したいきさつが書かれていて面白い。2003/02/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/69851
  • ご注意事項

最近チェックした商品