国難に立ち向かった中世の仏教者―伝承学から判ってきた日蓮聖人の秘められた歴史

国難に立ち向かった中世の仏教者―伝承学から判ってきた日蓮聖人の秘められた歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 466p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784809676697
  • NDC分類 188.92
  • Cコード C0015

内容説明

日蓮および日蓮の周辺を巡る著者の多岐にわたる、かつ長年の研究による成果を集大成。

目次

宗祖のご舎弟・貫名藤平家の伝承考
日蓮聖人「立教開宗」における妙見尊と虚空蔵菩薩の関係
日蓮聖人・小松原法難の刀傷について
日蓮伝承学より観た「宗祖の謎とき」―消された歴史・日蓮聖人の外護集団
龍口法難における日蓮聖人の方人考―大学三郎と比企谷について
日興上人「本門寺根源」初期道場の位置について―重須地頭・石川氏との関わり
波木井郷の歴史について―『玉葉』(安元二年十月条)と施薬院及び四条頼基について
宗祖の母・梅菊「畠山重忠有縁説」の一考察
佐渡に於ける四條氏領地‐いかだ郷‐について
日蓮思想に於ける妙法仏種と未来救済の論理〔ほか〕

著者等紹介

石川修道[イシカワシュウドウ]
昭和20年(1945)4月11日東京都西多摩郡東秋留村二宮に空襲の疎開中に生まれる。昭和23年9月に墨田区に戻る。昭和43年立正大学仏教学部宗学科卒業。昭和46年立正大学大学院文学研究科仏教専攻修士課程修了。大本山池上本門寺において随身修行。日蓮宗大荒行堂入行。「日蓮宗現代宗教研究所」の研究員・嘱託、日蓮宗新聞通信員を奉職。仏教月刊誌「現代仏教・私の意見」に20年間執筆中。「日蓮伝承学」を提唱、「日蓮歴史研究会」を設立活躍中。墨田区啓運閣教会担任を経て、墨田区法華寺住職として現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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