内容説明
格闘技と武術はどちらが実戦的か?武術界に衝撃を与えた『武術の構造』第二弾!理論的完結編。これまで誰も気づかなかった伝統武術の実戦性を武術構造学が解明した。
目次
第1章 構造的観点から見た格闘技界のスケッチ
第2章 格闘技と武術の通時的視点からの考察
第3章 伝統武術が格闘技に敗けないためのいくつかの提案
第4章 出力練習とn:1(エヌワン)エスケープゲーム
第5章 四正と五行 武術を構成する戦略の分析
第6章 合気道に隠された強さの構造
第7章 中国武術を実戦化する武術的動素
第8章 封身―あらゆる武術の基礎となる動素
第9章 化身―武術でも格闘技でも有効な戦術
第10章 封手―相手の動きを積極的に封じる攻防一体の戦術
第11章 化手―伝統武術の科学的武術力養成法
著者等紹介
山田英司[ヤマダエイジ]
1955年、東京都生まれ。私立開成高校卒。早稲田大学教育学部中退。月刊『フルコンタクトKARATE』、月刊『格闘Kマガジン』、月刊『BUDO‐RA』などを創刊させ、“やる側”の編集長として、格闘技界では有名。現在は、『BUDO‐RA BOOKS』の編集長を務める他、数多くの格闘技イベントの企画、プロモーションに携わっている。武術は小学校の剣道から始まり、高校時代に中国武術や空手を学び、大学では日本拳法部に所属。1975年、早大に日本初の中国武術のクラブ「東洋古武道研究会」(後に中国武術研究会に改名)を創立し、初代主将を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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