内容説明
地上最強の“不良”といわれた男の生き様!梶原一騎とのエピソードから、物書き生活の日々、極真会館師範代時代の逸話、そして秘められた思いまで。
目次
序章 古稀の秋
第1章 城
第2章 ブレーク前後
第3章 寵児
第4章 映画よ、映画
第5章 縄とメス
第6章 惜別
第7章 四角いジャングル
第8章 流星群よ
終章 千年の牙
著者等紹介
真樹日佐夫[マキヒサオ]
1940年、東京都生まれ。故・梶原一騎氏の実弟。早稲田大学中退。1968年、『兇器』で第33回オール讀物新人賞受賞。2000年、『兄貴』でJLNA文学賞特別賞受賞。作家、劇画原作者、映画プロデューサーとして多方面で活躍中。高森真士・名での作品も数多い。極真会館総本部師範代を経て、現在は世界空手道連盟真樹道場宗師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
22
真樹さんの男らしさの香る独特のあのセリフ回しが堪能できる。心組など、語の選択においても、美学を感じる人だった。石原兄弟みたいになろうなっていうのが、琴線に触れた。2019/06/29
青
0
最後は告白で終わるなんて気障だなあ2012/08/16
ma-no
0
独特の文体で語られる半生。半世紀にわたって関係が続いていた愛人の描写は、とても文学的です。追悼。2012/01/05
夜明けのナッキー
0
平成九年の梶原一騎没後10年追悼記念の格闘技の祭典で僕は著者と出会った。当時小学生だった僕に「おう、頑張れよ」と言い握手してくれた。そういうコワモテで優しい真樹氏の自伝。本書は兄さんのことがホントに多く書かれている。それは彼の人生が梶原一騎の人生と切っても切れないのもだから。そして今まで語られなかった愛人との関係の衝撃的な告白。男の美学を感じた。2011/10/20
-
- 和書
- 一度は見たい桜