出版社内容情報
若者を巻き込んだまちづくりを進めるための政策立案にあたり、立案の段階に応じて、具体的な進め方や検討すべきポイントを解説。著者が携わったまちづくり政策の成功事例を多数盛り込みながら解説。
〇若者を巻き込んだまちづくりを進めるための政策立案の際に検討すべきポイントについて、「全体像・進め方」「現状の把握」「課題の設定」「目的の明確化」「課題解決策の検討」「政策への落とし込み方」「推進体制」など、政策立案の流れに沿って解説することにより、各立案プロセスでの検討ポイントや立案時における課題解決に資する情報が取得できる。
〇若者を巻き込んだまちづくり政策の成功事例(東京都多摩市、静岡県島田市、愛知県新城市など)を盛り込みながらわかりやすく解説。
目次
1 若者参画政策の全体像がわからない(若者参画政策の背景―若者参画が政策の対象になってきた;若者参画政策の全体像)
2 政策の意義や必要性が首長や部長に上手く伝わらない(政策化の弱い動機;立法事実を簡潔・リアルに示す―政策化の弱い動機を補う ほか)
3 どこから手をつけてよいか、そのプロセスがわからない(全体スケジュール;どのように若者参画政策をつくっていくのか・立案タイプ別 ほか)
4 機能する(動く)政策にできるか不安である(若者参画政策の政策形式;政策推進のための重点施策)
5 オンラインと若者参画(コロナ禍と若者;オンラインによる若者参画)
著者等紹介
松下啓一[マツシタケイイチ]
地方自治研究者・政策企業家(元相模女子大学・大阪国際大学教授)。現代自治体論(まちづくり、協働、政策法務)。26年間の横浜市職員時代には、総務・環境・都市計画・経済・水道などの各部局で調査・企画を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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