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出版社内容情報
世紀末ウィーンが生んだ孤高の画家クリムト。その作品をエロスとタナトスの神話的・寓意的世界、瀟洒な装飾で飾られた肖像画の世界、望遠レンズでとらえた風景画の世界の3つに分けて紹介する。主要作品解説も掲載。初版から10余年を経て、壁画「ベートーベン・フリーズ」や2025年現在立ち入ることができなくなっているストクレ邸の室内壁画をより近くで感じられる大画像を16頁増補。より立体的にクリムト作品をとらえられる決定版。
【目次】
目次
Prologue 世紀末ウィーンが生んだ孤高の画家(クリムトの生涯を追って)
1 エロスとタナトスの神話的・寓意的世界(ファム・ファタルの美女たち)
2 瀟洒な装飾で飾られた肖像画の世界(ウィーンのセレブ・ギャラリー)
3 望遠レンズでとらえた風景画の世界(密室的でアンチームな空間)
著者等紹介
千足伸行[センゾクノブユキ]
1940年東京生まれ。東京大学文学部卒。TBS(東京放送)を経て国立西洋美術館に勤務。1970‐72年、西ドイツ(当時)政府給費留学生としてドイツに留学し、ミュンヘン大学で主にドイツ・ルネサンス美術を学ぶ。帰国後、西洋美術館に復帰。1979年より成城大学文芸学部に助教授として勤務、1986年教授となり、2011年同大学を定年退職。現在同大学名誉教授、広島県立美術館館長。専門分野はヨーロッパの近代、とりわけ世紀末を中心とする美術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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