目次
カラー特集 一木彫像の樹種はどのような認識で選択されたのか?
1 日本彫刻史研究における木彫像の樹種同定の意義―一木彫像成立の問題を中心に
2 仏像用材の材質と樹種
3 木材の構造による樹種の識別
4 木彫像の用材樹種を非破壊で調べる―近赤外分光法とVOC分析法
5 パネルディスカッション―日本の八~九世紀の一木彫像になぜカヤが使われたのか?
著者等紹介
金子啓明[カネコヒロアキ]
1947年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。東京国立博物館彫刻室長、副館長、慶應義塾大学文学部教授などを経て、現在、興福寺国宝館長。日本大学芸術学部客員教授。東京国立博物館名誉館員
岩佐光晴[イワサミツハル]
1955年生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了。文化庁主任文化財調査官(彫刻部門)、東京国立博物館上席研究員などを経て、成城大学文芸学部教授。東京国立博物館名誉館員
藤井智之[フジイトモユキ]
1952年生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士(京都大学)。森林総合研究所木材特性研究領域長、多摩森林科学園長などを経て、現在、八ヶ岳中央農業実践大学校長。森林総合研究所フェロー
能城修一[ノシロシュウイチ]
1956年生まれ。大阪市立大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士(大阪市立大学)。現在、森林総合研究所木材特性研究領域チーム長
安部久[アベヒサシ]
1967年生まれ。北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士(北海道大学)。現在、森林総合研究所木材特性研究領域主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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