内容説明
キリスト教、仏教、イスラム教は世界三大宗教とよばれ、キリスト教はイエス、仏教はブッダ、イスラム教はムハンマドがそれぞれ開祖として知られています。旧約の預言に従って生まれたイエス、悟りを開いてブッダとなった釈迦、アッラーの預言者としての自覚に目覚めたムハンマド―人々の幸福を願い、教えを伝え、現世の苦しみから人々を救済することに生涯を捧げた、3人の偉大な聖人たちのストーリー。
目次
Jesus of Nazareth
Siddhartha Gautama:The Life of the Buddha
Muhammad:The Life of the Prophet
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アノニマス
9
イエスとブッダの章はどうしても「聖☆おにいさん」の2人を思い浮かべてしまう。「駆け込み訴え」を読んでいたせいかイエスがユダの裏切りを予言するシーンではわざわざ皆の前で言わなくても…と思ってしまった。ブッダが出家したのは病気や老いの苦しみから逃れたかったからというとても人間らしい理由だったことが意外だった。イスラム教の戒律が非常に厳しいと思っていたので宗教によって女性の相続権が認められたことも初めて知った。「サトコとナダ」を読み返したくなった。2023/10/16
ぶどう
3
英語多読57冊目。19390語、合計479078語。キリスト教、仏教、イスラム教の教えを説いた人物たちのストーリー。それぞれに愛の宗教だと思う。イスラム教のことはほとんど知らなかったが、ムハンマドは穏やかな預言者であることが分かった。興味深く読了した。2024/05/27
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