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出版社内容情報
【著者紹介】
1962年 鳥取県生まれ。宮内庁三の丸尚蔵館学芸室主任研究官。奈良大学文学部文化財学科卒業。奈良国立博物館非常勤職員を経て現職。皇室や旧宮内省にゆかりのある美術品の調査研究、保存事業、展示公開に携わる。
著者等紹介
太田彩[オオタアヤ]
1962年鳥取県生まれ。宮内庁三の丸尚蔵館学芸室主任研究官。奈良大学文学部文化財学科卒業。奈良国立博物館非常勤職員を経て現職。皇室や旧宮内省にゆかりのある美術品の調査研究、保存事業、展示公開に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
66
わからん。池辺群中図だけ見てしまうが完全に好みの問題2017/07/30
NAO
64
【第6回 江戸時代を知る「テーマ:建築・美術工芸」】【「男祭り」参加】伊藤若冲の全作品と詳細な解説。絹布の表面だけでなく裏側にも着色したり模様を描いて効果をあげたり、絹布の裏側に貼る紙を通常の生成り色ではなく墨色にすることで絵の重厚感を出したりと、若冲のこだわりは半端ではない。裕福なときの金に糸目をつけない多彩な染料、顔料を豊富に使った作品は確かに豪華絢爛だが、貧しくなってからの水墨画のどこか達観したような俳画のようなおかしみさえ感じさせる絵も素晴らしい。2018/06/27
ビブリッサ
36
オリジナルを越えるリプリケーションが若冲ではないだろうか。動植綵絵の繊細さと緻密さに唯々見惚れる。展覧会でも見たが、この作品集は写真がとにかく綺麗なので一冊手元において時々眺める^^ 現実よりも美しく強そうなニワトリの絵が大好きなのだが、鳳凰や魚、巻貝、枯れかかった葉の様子など、余白恐怖症なのかと思うほどの描きこみようだ。(バリ絵画も、そういう感覚を覚える)特集番組で山田五郎さんが仰っていたが、うん、そうね、若冲さん、、、蛙だけは嫌いみたい。ちゃんと見て描いてない(笑)2017/04/10
シフォン
23
若冲百図と同様、若冲展の予習として手にとってみた。鶏の鶏冠の赤といろいろな色彩の羽、白の鳳凰、鶴、鸚鵡、孔雀の迫力、ひまわり、朝顔、紫陽花などの写実的で繊細な花々、どれも美しい。また、動植綵絵の一部を拡大した作品はまさに圧巻の迫力で、本物を見るのが待ち通しくなる。2016/04/27
びぃごろ
17
今年は生誕300年。A4版で作品の細部まで観ることが出来た。絹の裏彩色、メジロの目の胡粉の盛り上がり、白と赤の強調、棕櫚の葉脈のギザギザ・・・文庫版で気が付かなかった発見多々有り。虫食い穴の毛虫や伏見人形の顔(腹が顔で頭は帽子だと思っていた) 没骨法・筋目描き・拓版画・多色刷り版画・桝目描き・石仏2016/01/23