目次
第1章 大仏開眼(記録から見る奈良時代の落慶法要;大仏と大仏殿;二月堂の建築 ほか)
第2章 八宗兼学の学問の寺・南都焼き討ち(東大寺にゆかりの僧 空海・聖宝;東大寺の荘園経営と伽藍の維持管理;平安時代の文化財 ほか)
第3章 大仏殿炎上と復興(鎌倉時代の再建;重源の構想;鎌倉~江戸時代の文化財 ほか)
著者等紹介
筒井寛昭[ツツイカンショウ]
1946年奈良県生まれ。1958年に得度。1996年権大僧正となる。1999年に東大寺財務執事、2007年5月に東大寺執事長に就任。現在、東大寺上院院主、東大寺福祉事業団理事長。東大寺塔頭龍松院住職
梶谷亮治[カジタニリョウジ]
1947年島根県生まれ。九州大学文学部卒業。熊本県立美術館学芸員を経て、1981年に奈良国立博物館研究員、2008年3月定年退職(学芸課長)。現在、東大寺総合文化センター東大寺ミュージアム館長(2011年開館)
坂東俊彦[バンドウトシヒコ]
1970年、岐阜県生まれ。奈良大学大学院文化財史科学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。2003年より東大寺図書館員・東大寺史研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ラグエル
7
絵本代わりに息子に見せてみた。重源像を指して「オジサン、イタイイタイ」で、大仏は、「ちんちーんののなむなむののおっちいの」だと。なんかいろいろわかってんなあ、息子よ。2011/08/23
rbyawa
1
f169、東大寺というのは総国分寺であの有名な「正倉院」があって、大和国にあります、奈良です。お隣に藤原氏の氏寺・氏神の興福寺・春日神社が並んでいるのですが昔からああなんだろうか正直地図見て首を傾げていたんですが、意味がよくわからない。で、源平合戦の頃と戦国時代の初期に大仏殿が燃やされました、源頼朝と織田信長は支援してくれたようです、毛利氏が江戸時代の初めに国傾けるほど寄進してくれたのもなんでだろうw 荘園争いがある程度なのに災難だなぁ、思わず入れ込みながら読んでました、鎌倉時代の復興の記録読みたいなぁ。2015/07/05