内容説明
登場人物は誰?テーマは?何のシンボル?アトリビュート(持物・目印)は?1000年以上にわたって描かれてきたキリスト教絵画の“約束事”がわかると、西洋美術をもっと面白く、深く理解することができる。
目次
第1章 旧約聖書の世界(天地創造―バーン=ジョーンズ・ケンブリッジ ハーヴァード大学フォッグ美術館;楽園のアダムとイヴ・原罪・楽園追放―ランブール兄弟・シャンティーイ コンデ美術館 ほか)
第2章 キリストの生涯(1)―降誕~活動(キリスト降誕―ヘールトヘン・ロンドン ナショナル・ギャラリー;羊飼いへのお告げ―ライヘナウ派・ミュンヘン バイエルン州立図書館 ほか)
第3章 キリストの生涯(2)―受難~復活(最後の晩餐―ギルランダイオ・フィレンツェ サン・マルコ修道院;ゲッセマネの園のキリスト―ゴサールト・ベルリン国立絵画館 ほか)
第4章 聖母マリアと聖家族(マリアの誕生―マリアの生涯の画家・ミュンヘン アルテ・ピナコテーク;聖母マリアの少女時代(マリアの教育)―ロセッティ・ロンドン テート・ギャラリー ほか)
第5章 預言者と聖人の世界(預言者エレミア―レンブラント「エルサレムの滅亡を嘆くエレミア」(アムステルダム国立美術館)
預言者エゼキエル―ラファエッロ「エゼキエルの幻想」(フィレンツェ ピッティ美術館) ほか)
著者等紹介
千足伸行[センゾクノブユキ]
1940年、東京生まれ。東京大学文学部卒。TBS(東京放送)を経て、国立西洋美術館に勤務。1970‐72年、西ドイツ(当時)政府給費留学生としてドイツに留学。1979年より成城大学文芸学部に勤務。同大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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