新潮文庫<br> 罠

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新潮文庫

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784102402238
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

約一年前の深夜、ルーシーの妹はパブを出たまま消息を絶った。近年、アイルランドでは若い女性ばかりが失踪する事件が続き、最近になって拉致犯らしき男のもとから逃げ出した女性が瀕死の状態で発見された。次々と被害者が出るなか、妹の情報が得られないことに焦燥するルーシーは、独力で拉致犯を突き止めることを決意する――。斬新な構成で幾重もの謎が仕掛けられた最先端サスペンス!

内容説明

約一年前の深夜、ルーシーの妹はパブを出たまま消息を絶った。近年、アイルランドでは若い女性ばかりが失踪する事件が続き、最近になって拉致犯らしき男のもとから逃げ出した女性が瀕死の状態で発見された。次々と被害者が出るなか、妹の情報が得られないことに焦燥するルーシーは、独力で拉致犯を突き止めることを決意する―。斬新な構成で幾重もの謎が仕掛けられた最先端サスペンス!

著者等紹介

ハワード,キャサリン・ライアン[ハワード,キャサリンライアン] [Howard,Catherine Ryan]
1982年、アイルランド・コーク生れ。小説やノンフィクションの自費出版を経て、デビュー作『遭難信号』(2016年)がCWA新人賞(ジョン・クリーシー・ダガー)の、翌々年発表したThe Liar’s Girlは、MWA最優秀長篇賞の最終候補に選ばれる。さらに『ナッシング・マン』(2020年)も、CWA賞イアン・フレミング・スティール・ダガーの最終候補となった

〓山祥子[タカヤマショウコ]
1960年、東京生れ。成城大学文芸学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

81
アイルランドで若い女性の失踪事件が続いていた。それが注目されたのは、若くて美しくて親にコネがある少女が消えたからだ。ルーシーの妹ニッキも行方不明者の1人だった。しかし深夜にパブを1人で飛び出し、品行方正とは言えなかったニッキの情報は集まらない。ルーシーは独力で犯人探しを始める。犯人の目的はなんだろう、一体何人が失踪したのか?真相は気になるし、結末には驚かされたが…。それだけですか…。やられた感だけで終わった感じで私はあまり満足できない読後だった。2025/06/25

Shun

31
アイルランドで失踪した女性たち。主人公ルーシーの妹もまた、その被害者となってしまったのか。ある日スマートフォンのみを残して失踪した妹の行方を追うべく自ら犯人に迫ろうとする姉だったが、物語は予想外の展開を見せる。また前作「ナッシング・マン」を思わせる描写がちらりと挿入されるといった外連味も持ち合わせ、前作同様一筋縄ではいかない仕掛けに脳を揺さぶられるようなミステリでした。そしてタイトルになっている”罠”がまた曲者で、この終幕をどう捉えていいのかしばし呆然とした。2025/06/22

ケイジ

22
女性の連続失踪事件を追う家族と警察。犯人や警察や家族視点から書かれています。これで終わりですかっていうラストでした。途中まで楽しく読めたからまぁいいか。2025/06/29

本の蟲

16
誘拐されたと思しき妹を探すため、自ら囮となって深夜に徘徊するルーシー。若い女性の連続誘拐事件を追う警察関係者。そして犯人の独白と複数視点で展開するサスペンス。…なのだが、期待させるだけさせて、しょぼい真相。正直「驚愕のラスト」演出のために、中盤あたりで済ませるべきミスリード解明を最後に持っていっただけ、という印象。以前読んだ「被害者が書いた犯人追跡本を犯人が読み進める」という独特の構成が光った『ナッシング・マン』作者の作品だが、本作は少々やりすぎで読後感も悪い。捻れば良いというものではない2025/06/24

信兵衛

14
結末、意表を突かれた処もありますが、そうした真相があってもまぁ不思議ではない。 しかし、映画「太陽がいっぱい」のラストシーンを思わせる決着の付け方には、答えは出たと言えるかもしれませんが、中途半端に終わってしまったという感想は否めず。 きちんと決着をつけて欲しかった、というのは私の性格ゆえの意見かもしれません。読者次第でしょう。2025/06/29

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