高みへ 大人の山岳部―登山とクライミングの知識と実践

笹倉 孝昭【著】/石森 孝一【写真】/阿部 亮樹【イラスト】

東京新聞出版部（2014/08発売）

• サイズ B5判／ページ数 190p／高さ 26cm
• 商品コード 9784808309947
• NDC分類 786.1
• Cコード C0075

内容説明

登山靴の選び方からロープによる確保理論、雪山での生活技術や雪崩対策まで、登山とクライミングに関する知識を体系的にまとめて、写真やイラストで実践の場面を紹介。学生時代に山岳部で学べなかった大人たちと、これから登山を志す若者に贈る１冊。

目次

準備編（近代登山ってなんだ！？；レイヤリングってなんだ！？；基本装備の違いってなんだ！？―ブーツ／バッグパック／ヘッドランプ　ほか）
技術編（歩き方を身につける；キャンピング技術と食料計画；ロープワーク　ほか）
雪山編（雪山の装備と歩行技術―アイスアックス／クランポン／スノーシュー；雪崩に備える；雪山での生活技術　ほか）
救助編（セルフレスキュー（自力救助））

著者等紹介

笹倉孝昭［ササクラタカアキ］
１９６６年神戸市生まれ。公益社団法人日本山岳ガイド協会山岳ガイドステージ２。国立登山研修所講師。兵庫県立兵庫高校では山岳部に所属。卒業後、アルバイトをしながらクライミングする生活を続け、２０１２年４月から翌年３月まで、サンテレビジョン制作の番組「山のぼり☆大好き」にレギュラー出演。日本山岳ガイド協会の「山岳遭難救助技術マニュアル」などの制作にも携わる。コンピューターメーカーのサポートセンターで働いた経験もあり、デジタル機器にも強い

石森孝一［イシモリコウイチ］
１９７７年東京都生まれ。フリーランスのカメラマンとして登山やスキーなどのアクティブな撮影を得意とする一方、「けいん石森」の名前で広告やカタログ用の商品撮影も手掛ける

阿部亮樹［アベリョウジュ］
１９６３年東京都生まれ。イラストレーター、グラフィックデザイナー。８３年夏に知床、大雪から山歩きを始め、８４年にＪＥＣＣ（日本エキスパート・クライマーズ・クラブ）入会。現在はＯＢ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[gonta19]

2014/8/30 紀伊國屋書店梅田本店にて購入。 2014/9/7〜9/26 「山登り大好き」の前回シリーズでお馴染みの笹倉さんの山岳技術書。岳人に連載されていたものを纏めた上で加筆もされている。ほぼ独学で山に登っている私にとって非常に参考になった。バイブル的な本だ。しかし、笹倉さん、なぜ好日と縁が切れたんだろうか。新シリーズでも観たいなあ。（島田さんは復活したけど）

2014/09/26

[毛利武良]

☆☆☆☆　ロープワークはかなり忘れた。最新のギアは分からない。ハーネスも経年劣化してるはず。なにより体が劣化したよ。きっと一生難しい山には行かない。せいぜい人口壁かな。でも持っていて役に立つ本だね。

2014/12/20

[08041511]

入門的だがかなりマニアック

2021/10/17

[yoshi]

図書館で借りたんだが、思いのほか本格的でびっくり。というよりも、自分のスキルをはるかに上回る内容で雪山やクライミングやロープワークなど、十分過ぎる内容でした。本格的な雪山もクライミングもやる予定はないです…が良い本だと思います。

2017/01/03

[VooSee]

登山計画、レイヤリングから、クライミング、雪山、レスキューまで、ハイキングより一歩踏み出した、まさに「大人の山岳部」の知識がわかりやすいイラストと写真で紹介されている。読みやすい本

2019/10/12