出版社内容情報
銘柄選びは単純なほどいい! 身の回りにはそのためのヒントがいっぱい! ご存知「投資の神様」の卓抜なアイデアと投資手法を、例題を交えて解き明かす究極のバフェット本。やさしいワークブック・スタイル。
内容説明
優良企業を見極める8つのポイント、絶好の買い場が訪れる4つのケース、投資収益率を高める3つの条件―23のレッスンを学ぶうちに、投資力が身につく画期的入門書。
目次
基礎編 バフェットの銘柄選択(市場からの永遠の贈り物―短期指向と悪材料現象;バフェットが重視する優良企業とは;コモディティ型企業は避けよう;消費者独占型企業とは―バフェットの富の源;消費者独占型企業を見分ける8つの基準 ほか)
応用編 バフェットの方程式(なぜ安値で買うことが大切なのか;利益は安定して成長しているか;買値こそ投資収益率の鍵を握る;利益成長率から見た企業の実力;国債利回り以下では投資と呼べない ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やてつ
20
今まで凄くテキトーな理由で購入銘柄を決めていたことを猛省。 今後は財務諸表を読む努力をしようと思いました。 また日本株との比較でより世界中がマーケットになりやすい米国企業の株に興味が湧いてきました。2013/08/16
磁石
18
売上利益率が低く在庫回転数も低い/株主資本利益率が低い/ブランド価値がない/多数の競争相手がいる/業界全体に相当な過剰生産能力がある/利益が不安定/利益の設置稼働率に対する依存度が大きい=コモディティ企業=投資しては損する企業。コンビニやスーパーで、ソレをおいていなければ店長の常識を疑うような商品/サービスを作っている企業=消費者独占型企業、ソレこそが投資に値する。結婚しても悔いなく離婚することなく、5年10年は添い遂げられるかどうか2017/05/04
Bashlier
16
5/5 バフェットの投資手法について5冊を読んだ。本書が最も分かりやすく、賢人の投資手法を明らかにしている。バフェットの投資手法は、安くなっている株を買うバリュー投資と呼ばれることが多いが、実際はこれは彼の師匠であるベンジャミン・グレアムの手法である。バフェットの手法は、債券のように着実なEPSと配当を稼ぎ出すことの出来る企業が短期的な混乱からバーゲンセールになっているときに購入する、というものであり、どちらかといえば債券投資に近い。本書は明解に手法を解説する優れた著作だ。2016/11/03
ぐっち
14
難しい。だいぶ前のアメリカの話だからか、計算とか出てくるからか、本人が書いてるわけじゃないからか。簡単に言うと唯一無二の商品を持って安定的に利益を出し続ける企業かどうかをちゃんと見極めてできるだけ安く買う、であってます?なんとなく方向性はつかめたと思っておきます。2024/06/30
にゅ
12
バフェット式投資の具体的な手法がしっかり説明してあって大変参考になる。本書は計算が多いので、企業分析する際に横に置いて、参考書の様に確認しながら使うと良い。20年前の古い本ではあるが、企業と株式市場のあり方は変化していないので今でも十分通じる様に思う。ただあとがきにもあったが、日本企業の優良銘柄を見つけるのは確かに厳しそう。本書の内容は論理的には全く難しくない。しかしバフェットが「投資は忍耐」と断言するところ、失敗する多くの人は、分かってても「一刻も早く儲けたい」と欲に負けて手順を守れずに自滅するのだろう2021/05/29
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- 和書
- 死にたい、ですか