出版社内容情報
いま、街のジムにある人工壁をよじ登る人が増えている。若者も中年も、女も男もいろいろいる。大事なのは自由な心で岩に挑むこと。それが「フリークライミング」。世界中で楽しまれているこのスポーツが、いかに日本で広まっていったか。その歴史はちょっと変わった冒険好きの若者によって作られていった。
13歳から岩と格闘30年、元クライミングジャーナル編集長が、日本での黎明期から今日の流行に至った道をたどる。技を競い合った「クライマー野郎」たちのワクワクする青春交遊記を楽しみながら世界のクライミングの潮流が自然と頭に入ってくる-。
内容説明
人気の新スポーツ「フリークライミング」の始まりから現在まで。達人が贈る“初の”日本フリークライミング小史。
目次
1 フリークライミング事始め(ごく自然発生的なフリークライミングの始まりと、そのナレソメ;有史前のボルダリング ほか)
2 フリークライマー誕生(フリークライマー誕生;愛と青春の旅立ち ほか)
3 グローイング・アップ・80th(どこにいったい壁がある?私、一本指懸垂、できます ほか)
4 時代は変わる(フリークライミングからスポーツクライミングへ;平山裕示登場 ほか)
5 私は「クライマー」です(哀愁のヨーロッパ;人工壁時代の幕開け ほか)
著者等紹介
菊地敏之[キクチトシユキ]
1960年横浜市生まれ。元クライミング・ジャーナル編集長、元オペル冒険大賞事務局長、現日本アルパイン・ガイド協会会員
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感想・レビュー
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