出版社内容情報
「断食ダイエット」から海藻・野菜などの「単品ダイエット」まで、“減量本”のタネは尽きないが、どれもこれも一長一短。理論的にいかがわしかったり、実行が困難だったり、一時的に減量できてもリバウンドでより太ってしまう。その一方で、ファーストフードや外食の普及と運動不足が、ますます「肥満」をもたらし、動脈硬化・脳梗塞・糖尿病など生活習慣病の予備軍を生み出している。健康診断でイエローカードをもらう人が、いかに多いことか。今こそ、いのちと健康のためのダイエット法がもとめられているだろう。
栄養バランスを保ちながら、誰でもムリなく痩せられる。それが、本書の「糖尿病食」ダイエットだ。日本で最初に糖尿病専門外来を始めた東京都済生会中央病院は、その治療体制と食事療法に定評がある。マズくて制限だらけの「糖尿病食」というイメージは誤りで、ちょっと工夫をすれば肉も油もOK。それどころか、「糖尿病食」こそがダイエットに最適の健康食なのだ。
本書はその済生会病院で糖尿病治療の第一線に立つ医師と栄養士が書き下ろした、究極のダイエット法である。なぜ、ダイエットをするのか。どれくらいダイエットをすればよいのか。決め手の「糖尿病食」メニューは、どう摂ればいいか。説得力あふれる理論と、わかりやすい実践マニュアルが、かならずやスマートな減量を実現するにちがいない。
内容説明
肉も油もOK、さらばリバウンド。ヤル気が出る、長続きできる、かならずスリムになる。
目次
第1章 ダイエット、その前に(何のためにダイエットをするのだろうか;まず、自分の「肥満度」をたしかめよう ほか)
第2章 あなたは、どれくらい減量すればよいのか(めざすゴールは、あなたの「理想体重」だが…;やはり無理のない「目標値」がポイント ほか)
第3章 糖尿病食こそ理想的なダイエット食(「単品」や「絶食」のダイエットは疑問;新方式のダイエットも鵜呑みにするな ほか)
第4章 肥満を解消する4つのツボ(間食;外食 ほか)
第5章 「運動」は小さなことからコツコツと(運動による消費カロリーは驚くほど少ない;「スポーツ」ではなく「体を動かす」感覚で ほか)
著者等紹介
目黒周[メグロシュウ]
1968年、神奈川県生まれ。1993年、北海道大学医学部卒業。1995年、慶応義塾大学医学部内科助手。2001年より東京都済生会中央病院内科に勤務
石田千香子[イシダチカコ]
1964年、東京都生まれ。1987年、東京農業大学農学部栄養学科・管理栄養士専攻卒業。1988年より東京都済生会中央病院食養科に勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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