内容説明
John R.Taylorのこの本は、ただただ凄いとしか言いようがない。初版の刊行以来40年間ベストセラーの座を維持しつづけ、旧版は九つの言語に翻訳され、カレッジや大学での採用数は把握しきれない。この新版ではベイズ統計の章を新たに加えた。また、章末問題とクイックチェックの小問は、新規に加え、あるいは改訂した。
目次
第1部(誤差解析とは何か;実験レポートにおける誤差評価の使い方;誤差の伝播;ランダム誤差の統計的取扱い;正規分布)
第2部(データの棄却;加重平均;最小二乗法によるあてはめ;共分散と相関;二項分布;ポアソン分布;分布に対するカイ二乗検定;ベイズ統計)
付録
著者等紹介
Taylor,John R.[TAYLOR,JOHN R.] [Taylor,John R.]
コロラド大学ボールダー校の物理学名誉教授であり、同校のPresidential Teaching Scholarでもある。ケンブリッジ大学では数学で学士、カリフォルニア大学バークレー校では物理で博士の学位を取得した。1966年にコロラド大学に着任し、量子論的散乱理論や量子力学の基礎論を研究した。Taylor教授は多数の教育に関する賞を受賞し、American Journal of Physics誌の編集委員を務めた。教授が出演した“Physics 4 Fun”という番組に対してはエミー賞が贈られ、“ミスターウィザード”の講義はコロラド中の40,000人の児童が楽しんだ。定評ある“Classical Mechanics(古典力学)”を含め他に3冊の教科書がある
林茂雄[ハヤシシゲオ]
1948年愛知県に生まれる。1971年東京大学理学部 卒。電気通信大学名誉教授。専門:物理化学。理学博士
馬場凉[ババリョウ]
1953年群馬県に生まれる。1982年東京大学工学部 卒。前東京海洋大学海洋電子機械工学部門 教授。専門:工業物理化学、光電気化学。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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