サンゴとサンゴ礁のビジュアルサイエンス―美しい海に生きるサンゴの不思議な生態を探る

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784416212769
  • NDC分類 483.3
  • Cコード C0045

出版社内容情報

サンゴ礁のでき方や役割、またサンゴのさまざまな生態、サンゴ礁に生きる様々な生物などを美しい写真でまとめる

本書は、美しい海に生きるサンゴとサンゴ礁が作る地形の役割について、美しい写真を用いてさまざまな科学的解説を行う。
なぜサンゴが生まれそして成長していくプロセス、サンゴ礁という地形の生まれ方、サンゴ礁どうしがおりなす縄張り争い、サンゴ礁があるからこそ生きられるさまざまな生物など、本書をよめば、地球環境におけるサンゴとサンゴ礁についてのさまざまな事象がわかる。
サンゴの同定方法や、サンゴによって地球環境を守る最新の研究なども紹介する。

サンゴ礁はどのようにしてできるのか、防波堤としてのサンゴ礁の役割、サンゴ礁の縄張り争い、サンゴ礁を食べる生き物、サンゴ礁が生きられる環境、サンゴの産卵と誕生、サンゴの成長、サンゴの分裂、サンゴの死、サンゴ礁でいきるさまざまな生き物たち、サンゴを守る研究、他

【著者紹介】
海洋写真家。1949年東京生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科・建設工学修士課程修了。海岸工学を専修し波の研究を行う。その後、海洋写真事務所(株)ボルボックスを設立。海洋生物から釣り、船など、多くの出版物を手掛ける。2010年には、海洋に関する芸術活動が評価され、内閣総理大臣賞「海洋立国推進功労者表彰」を受賞。

目次

第1章 サンゴとサンゴ礁(サンゴ礁は海の熱帯雨林;サンゴ礁が発達する3つの条件 ほか)
第2章 サンゴ礁の生態(サンゴとはどのような生物か?;サンゴの産卵 ほか)
第3章 サンゴ礁の生物たち(海のオアシス;クマノミとイソギンチャクの生活 ほか)
第4章 サンゴと環境(死滅回遊生物とサンゴの北上;サンゴを守る研究 ほか)

著者等紹介

中村庸夫[ナカムラツネオ]
海洋写真家。1949年東京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科・建設工学修士課程修了。海岸工学を専修し、波の研究を行う。その後、海洋写真事務所(株)ボルボックスを設立し現在に至る。一年の約半分を海の取材に費やし、北極から南極まで、七つの海を旅しながら写真を撮り続け、世界中で100冊を超える写真集、著書が出版されている。2010年には、海洋に関する芸術活動が評価され、内閣総理大臣賞「海洋立国推進功労者表彰」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きゅうり

3
サンゴは生き物!2020/07/30

misui

3
サンゴとサンゴが作る環境についての本。元が子供向けとのことで非常にわかりやすく写真も多めで楽しい。カラフルで楽園のように見える環境も実は熾烈な生き残りの場になっていること、また、そのような中でとられる生き物の戦術のひとつひとつが興味深い。死滅回遊生物とかあまりに身も蓋もない力技で呆れる。2016/07/17

あやなる

2
サンゴは生き物だけど光合成もする。分裂もするし卵も産む。シュノーケリング好きの私にとっては大好きなサンゴなのに、いつも見るのを楽しんでただけで、サンゴのこと全然わかってなかった。見たことのあるサンゴや魚たちの写真を楽しみながら学べる素敵な本だった。もっと知りたくなった。2021/12/31

ベル♪

1
サンゴの話だけでなく、魚達の、共生についても紹介されていて、面白かった。2015/02/05

がじゅまる

0
「子供の科学」がもとになっている本・・らしく、「サンゴって動物なんだ!」と言う様な、「超文系人」にぴったりの解りやすさです。「サンゴってなに?」から始まり、サンゴ礁の生物達の説明へと続き、写真もたくさんで、楽しめます。 読後は、「今年は台風が少かったので、サンゴの白化が進んだんだよね」と言う様な会話に参加できるようになるかも・・しれません。2016/11/24

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