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目次
なぜ「笑い」なのか
出会いはラジオ番組『漫才教室』
所帯持ちで芸能界入り
漫才から喜劇へ
ルーキー新一をテレビで起用
『てなもんや三度笠』でギャグ連発!
ルーキー新一『てなもんや三度笠』メモリアル
人気絶頂なのにカネがない?!
“ケチ”の暁伸から金を借りた?!
吉本興業を辞めた理由
ルーキー爆笑劇団を結成したが…
ルーキー新一逮捕!
締め出されたルーキー新一
四度目の妻を得て
弟レツゴー正児について
ルーキー新一と映画
ルーキー清二の死
角座への出演が決まったが…
ルーキー新一のレコード
ルーキー新一からの電話
カムバックに手を貸すが…
地方巡業でのルーキー新一
弟子が語るルーキー新一
漫才ブーム到来のなかで
酒浸りのルーキー
ルーキー新一最後の舞台
弟子を祝して鍋をつつく
寂しい結末…
いっぱいの才能を持っていたのに
著者等紹介
澤田隆治[サワダタカハル]
メディアプロデューサー。1933年大阪生まれ。日本映像事業協会名誉会長、放送芸術学院校長。吉本興業「THE舶来寄席」エグゼクティブ・プロデューサー。東京映画・俳優・放送芸術専門学校学校長。放送芸術学院専門学校学校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
55
ルーキー新一さんの芸は、かろうじてリアルタイムで見ている。子どもの頃イヤーンイヤーンを真似て母に叱られたこともありました。関西の芸人でありながらその人気は全国区だったと思います。しかし、悪い噂も絶えず、いつの間にか名前を聞くことも無くなっていました。その人生は、横山やすしさんと重なることがあり、関西の天才芸人はなぜこんな末路を歩むのか不思議でならない。収録された台本を読んでも十分に面白さが伝わってきます。すごい芸人だったことがよくわかります。2021/09/21
gtn
27
先日亡くなった著者が、最後に書き残しておきたかった芸人ということが読み進めるうちによく分かる。彼はある意味真面目な人間だった。真剣に舞台を務め、本気で博打を打ち、酒を飲み、真実の涙を流しながら金を借り、最期は餓死。人生を劇のごとく生き切った。悲劇の方だが。関係者が、なぜ道を踏み外したのかと訝ったが、それは当たらない。分岐点の都度、この道が絶対正しいと突き進んだ結果である。2021/06/09
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