内容説明
昔に比べると世界は狭くなったように思えるが、実際は、普通の人間が入れない場所は今も数多く存在する。なぜ入れないのか、どんな過去があるのか、入るにはどうすればいいのか…。入れないからこそ気になる場所を写真満載で紹介!
目次
1章 現役の立入禁止エリア(巨大結晶が立ち並ぶ地下洞窟;UFOが飛び交う?エリア51 ほか)
2章 事実上の立入禁止地帯(ピストルが路上で売られている村;犯罪発生率世界一のスラム街 ほか)
3章 昔は入れなかった場所(南アフリカの白人限定ビーチ;麻薬地帯ゴールデントライアングル ほか)
4章 選ばれた人だけの場所(コカ・コーラのレシピ保管庫;今も空海が暮らす高野山の奥之院 ほか)
5章 身近にある封鎖エリア(学者も入れない仁徳天皇陵;皇族も入れない伊勢神宮の心臓部 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猫丸
7
いろいろな理由で入れない場所を列挙したコンビニ本。ウィンチェスターミステリーハウスが魅力的。銃販売で儲けた莫大な金を相続した妻が38年にわたって増築に増築を重ねた大邸宅である。天井に行き当たってしまう階段など、空間的に複雑怪奇に入り組んだ構造のため、迷い込んだら出られないほどだという。日本にもかつて「二笑亭」という物件があった。自宅を増改築し続ける嗜好は多くの人に共通すると思う。実行しないのは金の問題に過ぎない。僕が頻繁に見る夢もこれに近い。自宅の中に使っていない部屋があるのに気付くというもの。2022/12/14
yk
7
さらっと。日本を含め世界の入れないところを紹介している。自然保護区であったり、危険地帯や、コカ・コーラのレシピ保管庫なんてのもある。さらっと見るにはおもしろかった。2022/01/08
ちゃーりー
3
未知だったところは2割ぐらいか。例えば、会員限定のジェントルマンズクラブ。国内にも、旧皇族や華族、財閥系企業のトップだけが会員の団体を初めて知りました。ただ、実際に取材した記事よりも、ネットや、書籍からの二次・三次資料が多いのか、迫力に欠けるうえ写真も少ない。2023/03/20