内容説明
日本にはまだ数十名しかいない、精神腫瘍学の第一人者が、わかりやすく教えてくれる、がん患者の「心の治療」の最前線。心のケアはなぜ必要なのか。がんに負けない「心」の支え方。女性に多いがんの乳がん/子宮がん/卵巣がん/大腸がん最新医療情報も収載。
目次
1 がんが心に及ぼす影響と心ががんに与える影響
2 心のケアはなぜ必要なのか?忘れられない患者さんたちのこと
3 心の落ち込みと身体の症状適応障害・うつ病・せん妄
4 確かな希望の光を探りあてるときまで
5 天国への宅急便「家族・遺族外来」の人たち
6 女性のがんの最新治療(乳がん・子宮がん・卵巣がん・大腸がん)
著者等紹介
大西秀樹[オオニシヒデキ]
1986年横浜市立大学医学部卒。同大学講師、神奈川県立がんセンター精神科部長を経て2006年4月埼玉医科大学精神腫瘍科教授。2007年4月埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科教授。がん患者の精神医学的治療を専門とする。患者遺族の心のケアを行う「遺族外来」を開設した。精神保健指定医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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