内容説明
私心を捨ててこそ大事は成る!本書は、海舟が自ら語り、あるいは記した言葉を中心に、その真髄と思われるところを抽出して、生きるうえでの糧となるように解説をほどこしたものである。今よりもはるかに難しい状況下を生き抜いた“人生の達人”である海舟の言行は、私たちの心を奮いたたせ、確かな指針を与えてくれる。
目次
第1章 自分以外に何がある
第2章 人間めったに死にはせぬ
第3章 活学問は万巻の書に勝る
第4章 大胆識と大誠意に敵なし
第5章 気合いを制してかかれ
第6章 もっと無神経に大胆になれ
第7章 若者よ風浪に身をさらせ
第8章 身から光が出るようになれ
第9章 理屈と実際は別物
第10章 歴史の解釈は慎重にせよ
著者等紹介
窪島一系[クボシマイッケイ]
1939年神奈川県生まれ。55年日本鋼管(現JFE)に養成工として入社、発電所勤務。傍ら中国文学者の長澤規矩也法政大学教授に師事。のち日本実業出版社編集長、開隆堂出版(教科書会社)取締役、藤沢市役所常勤参与を経て、現在会社顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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