シリーズ〈脳の科学〉<br> 脳と毒物

シリーズ〈脳の科学〉
脳と毒物

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784254100761
  • NDC分類 491.59
  • Cコード C3040

出版社内容情報

【目次】
1. 毒とは何か
 1.1 毒とくすり
 1.2 脳神経に働く毒
 1.3 血液脳関門
2. 神経に作用する毒
2.1 作用部位による神経毒の種類
 2.2 神経毒の作用部位決定法
 2.3 興奮性膜に作用する毒
 2.4 神経終末に作用する毒
 2.5 後膜・レセプターに作用する毒
3. 海産生物の毒
3.1 フグ毒――テトロドトキシン
 3.2 麻痺性貝毒――サキシトキシン
 3.3 イソギンチャク毒
 3.4 イモガイ毒――コノトキシン
 3.5 Ca2+チャンネルの分子構造
3.6 スナギンチャク毒――パリトキシン
4. 爬虫類・両生類の毒
4.1 ヘビの神経毒――α-トキシン
 4.2 ヘビ毒とアセチルコリンレセプター
 4.3 重症筋無力症
 4.4 β-ブンガロトキシン
 4.5 κ-ブンガロトキシン
4.6 カエル皮膚毒
5. 節足動物の毒
5.1 サソリ毒
 5.2 種々の神経毒素とNa+ チャンネルの関係
 5.3 Na+ チャンネルの分子構造
 5.4 ハチ毒
 5.5 クモ毒
6. 細菌の毒
6.1 ボツリヌス毒素
 6.2 破傷風毒素
 6.3 コレラ毒素
 6.4 百日咳毒素
 6.5 細菌毒素のGDP結合蛋白
7. 植物起源の毒
7.1 クラーレ
 7.2 アトロピン,スコポラミン
 7.3 エフェドリン
 7.4 アセビ毒――グラヤノトキシン
 7.5 トリカブト毒――アコニチン
7.6 キノコ毒――ムスカリン,イボエン酸,ムシモル
 7.7 抑制性伝達遮断剤――ピクロトキシン,ビキュキュリン,ストリキニン
 7.8 GABAレセプターの分子構造
 7.9 グルタミン酸の類似構造物質――カイニン酸,キスカル酸,ドーモイ酸
 7.10 グルタミン酸レセプターのサブタイプと作用薬
7.11 カプサイシン
8. 金属の毒
8.1 水銀
 8.2 アルミニウム
 8.3 マグネシウム
 8.4 亜鉛
9. 化学物質中の神経毒
9.1 農薬・殺虫剤
 9.2 神経ガス
10. 麻薬
10.1 麻薬の種類
 10.2 鎮痛性麻薬の薬理作用
 10.3 麻薬中毒と依存
 10.4 オピオイドペプチドとオピオイドレセプター
 10.5 合成麻薬MPTPとパーキンソン病
10.6 大麻(マリファナ)
 11.7 コカイン
11. 覚醒剤
11.1 覚醒剤中毒の社会的背景
 11.2 急性症状と慢性症状
 11.3 覚醒剤中毒と精神分裂病気
12. 幻覚剤
12.1 麦角アルカロイド,LSD
 12.2 キノコ毒――メスカリン,シロシビン
 12.3 幻覚剤の構造活性連関
 12.4 シンナー,接着剤
13. 嗜好品
13.1 アルコール
 13.2 コーヒー――カフェイン
 13.3 タバコ――ニコチン
14. 睡眠薬
14.1 バルビツール系睡眠薬
 14.2 ワレリル尿素系睡眠薬
 14.3 ベンゾジアゼンピン系睡眠薬
15. 参考図書
16. 文 献
17. 索 引

内容説明

本書はさまざまな毒物のなかで脳・神経に作用する特徴のある種類のものをとりあげて記述したものである。

目次

毒とは何か
神経に作用する毒
海産生物の毒
爬虫類・両生類の毒
節足動物の毒
細菌の毒
植物起源の毒
金属の毒
化学物質中の神経毒
麻薬
覚醒剤
幻覚剤
嗜好品
睡眠薬

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