内容説明
「春はあけぼの」だけではない!華やかで軽妙な『枕草子』の知られざる魅力を清少納言のキャラクターが対話形式で解説。楽しく軽快なノリの「超訳」で古典名作のエッセンスがよくわかる。
目次
第1章 夢見たころ―はるかに仰ぐスターたち(あの門の向こうには―宮中生活への強いあこがれ;女ですもの…―乙女らしいドラマチック好きな一面;人は2種類―祭見物に集まる人々の様子 ほか)
第2章 輝く時間―手に入れた舞台(冷や汗と感激―プリンス・プリンセスとの対面;ほろ苦いこともありました―五節の行事の歌に関するエピソード;見られる側の人間に―華々しい都デビューと周りからの嫉妬 ほか)
第3章 守っていく生活―時を超える定子サロン(去って行く人、残る人―逆境で見えてくる人々の生き方;わたしが残していくものは―清少納言がほんとうに書きたかったもの)
著者等紹介
村上まり[ムラカミマリ]
京都府出身。現在、駿台予備学校古文科講師として、駿台京都校・京都南校で教鞭を執る。また、地元京都のKBS放送のラジオ番組「早川一光のばんざい人間」の1コーナー「気分は青春 死ぬまで勉強」では「『源氏物語』の女君」について語る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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