出版社内容情報
予備校のカリスマ古文講師による、松尾芭蕉とその弟子・曾良との対話形式で「奥の細道」を味わい尽くす1冊。原文よりも面白い入門書。奥の細道が奥の奥までわかる!
内容説明
古文参考書で初のミリオンセラーを書いた元祖カリスマ講師、入魂の作品。旅のロマン、発句の鑑賞、芭蕉の死生観―すべてを凝縮した、21世紀版『奥の細道』。
目次
あこがれ―芭蕉庵(東京都江東区)
いい日、旅立ち―千住(東京都足立区千住橋戸町)
心が風景を変える―草加(埼玉県草加市)
コハダ―室の八島(栃木県栃木市惣社町)
仏のようなにくいやつ―日光山のふもと(栃木県日光市上鉢石町)
青葉若葉の日の光―日光(栃木県日光市)
かさねちゃん―那須野(栃木県那須郡一帯)
第2の出発点―黒羽(栃木県那須郡黒羽町)
17文字にかける人生―雲巌寺(栃木県那須郡黒羽町)
たたりじゃ!―殺生石(栃木県那須郡那須町)〔ほか〕
著者等紹介
土屋博映[ツチヤヒロエイ]
1949年、群馬県甘楽郡南牧村(現下仁田町)に生まれる。東京教育大学大学院修士課程修了。多くの中学、高校、大学、短期大学で教鞭を執り、現在、跡見学園女子大学短期大学部教授、ならびに代々木ゼミナール講師。“古文の土屋”として、長年にわたり全国の受験生に圧倒的人気を誇る。大学での専門は国語学。小学館の辞書編集委員を務め、学術論文も多数発表するなど、精力的に活躍。言葉の研究、古文有名作品・有名作家の研究によって、“日本人の心”を追求し続ける。テレビ・ラジオへの出演多数。NHKラジオとラジオたんぱの高校講座では長年講師を務めた。また、ビートたけし、タモリ、明石家さんまなどの有名人とも多数共演
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