出版社内容情報
ウクライナに侵攻中のロシア。
世界を驚嘆させた、全体主義国家ロシアの暴走は止まらない!
この軍事行動を支持し、下支えするパートナーはいうまでもない中国である。
東アジアの覇権のみならず、世界への野望をむき出しにする中国。
目下、台湾侵攻を計画する中国の暴挙というカウントダウンは始まりつつあるといえる。
また、核兵器を持ち、威嚇のミサイル発射を繰り返す北朝鮮。
日本を取り巻く環境は 非常に危険な状態にある。
本書は、若くしてオーストラリアの大臣を務め、対中問題で対峙してきた
アンドリュー・トムソンの書き下ろしの1冊である。
永年の中国研究に加え、国際法や、近現代史の視点から中国支配の危険を訴える。
その対処法を著す。
大の親日家として、来るべき台湾侵攻に備え、安全保障の充実をすすめる日本への提言書。
監修・翻訳は山岡鉄秀。
情報戦略アナリストとして、本書全体の緻密な構成を手がける。
日本への10の提案。
How to fight China
内容説明
元豪州大臣、親日家のトムソンが贈る。毛沢東主義の歴史と信条を徹底分析。世界の平和は日本が守る。危機に備えろ!ウクライナの次は台湾だ!!中露帝国が日本を襲う―迫りくる最終戦争。
目次
第1章 ウクライナと台湾の危機
第2章 日本は今、危機に瀕している
第3章 国際法から考える「一つの中国」の矛盾
第4章 米中関係の歴史から見る「一つの中国」の原則
第5章 確実に拡大する毛沢東主義という社会的破壊の種
第6章 毛沢東主義者にとっての最も美しい強制の形
著者等紹介
トムソン,アンドリュー[トムソン,アンドリュー] [Thomson,Andrew]
1961年、オーストラリア生まれ。メルボルン大学法学部、文学部(日本語・中国語)卒業。ジョージタウン大学法学修士号取得。1983年、慶應義塾大学に留学。1986年、北海道大学法学部助手。その後、東京の外資系金融機関で法務に従事。国際弁護士として豪州、米国、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、中国北京などで活動。通商関連の法務に携わる。1995~2001年、豪州連邦議会議員。外務副大臣、スポーツ観光省(シドニー・オリンピック担当)大臣、国会条約審査委員長、豪日国会友好議員連盟会長等を歴任。全英オープンゴルフ5回優勝のピーター・トムソンの長男でゴルフ解説も行う。日本ゴルフ協会外交委員会会員
山岡鉄秀[ヤマオカテツヒデ]
1965年、東京都生まれ。中央大学卒業後、シドニー大学大学院、ニューサウスウェールズ大学大学院修士課程修了。2014年4月豪州ストラスフィールド市で中韓反日団体が仕掛ける慰安婦像公有地設置計画に遭遇。シドニーを中心とする在豪邦人の有志と反対活動を展開。オーストラリア人現地住民の協力を取りつけ、2015年8月阻止に成功。現在は日本で言論活動中。公益財団法人モラロジー道徳教育財団研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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