出版社内容情報
国家1種、国家2種、地方上級などすべての公務員試験対策を視野に入れて、行政法のもっとも基本になる部分を講義。試験に必要な範囲を明確にし、豊富な図解でやさしくまとめた解説書。
内容説明
行政法は、統一の法典がないだけに、何をどれくらい学習する必要があるのかがわかりにくい科目といえる。本書では、試験に必要な範囲を明確にし、一見複雑に見える内容を整理し、学習しやすいように工夫した。本書は公務員にとって最も身近な法律である行政法の入門書となり、公務員試験の合格に役立ち、さらに実務についた後の仕事や勉強の基礎になる。
目次
第1章 行政法とその学習範囲(行政法とは何か;行政法の基本原理)
第2章 行政のしくみ(行政組織法)(総説)
第3章 行政作用法(行政行為;行政上の強制措置 ほか)
第4章 行政救済法(行政不服審査法;行政事件訴訟法 ほか)
第5章 行政手続法
著者等紹介
伊藤真[イトウマコト]
司法試験、公務員試験合格をめざす「伊藤塾」塾長。1981年東京大学法学部在学中に司法試験に合格。84年に受験指導を開始し、95年に伊藤塾を開く。独自のテキストと教授法により、司法試験では短期合格者数No.1の実績と高い合格率を誇る
笠井佳樹[カサイヨシキ]
伊藤塾講師。筑波大学卒。15年の公務員受験指導のキャリアを持ち、霞が関や都道府県に多くの教え子を送り出している。高いレベルの内容をできるだけわかりやすくという観点から、独特のグラフィックレジュメを考案し、好評を博している。合格ラインの突破はもちろんのこと、合格後を見据えたスキルの獲得とスピリッツの育成とに情熱を燃やしている
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