出版社内容情報
国策企業・理化学研究所を経て、戦後、数々の新ビジネスを起業し、“財界の暴れん坊”と評されたリコー・三愛グループの創業者、市村清。その60有余年の生涯を常に傍らにいた実弟が赤裸々に活写。
内容説明
リコー三愛グループの創業者で、かつて“財界の暴れん坊”と呼ばれた故・市村清の生涯を、一貫して陰で支えた実弟(元リコー専務・現顧問)が知られざるエピソードをまじえて初めて語る波蘭万丈の回顧録。
目次
第1章 市村の家―故郷の風景
第2章 凝り性の片鱗―兄・清の少年期
第3章 労苦と挫折の十年―独立への模索
第4章 新しい飛躍―「理研」の時代
第5章 戦乱の中で―「愛国と正義」の事業経営
第6章 新分野進出―アイディア社長の躍進
第7章 市村学校―広がる人脈
第8章 元祖“経営の神様”―波瀾の人生の幕引き