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出版社内容情報
はじめて愛したひとは好きになってはいけないひと──
わかっていたけれど離れられなかった 誰にも内緒で好きでいれたら うちのめされ逡巡しながら 16才年上のチェリスト・諏訪内と絵画修復士・与の過ごした季節─。 叔母の残した缶に秘められた想い。仕事に生きるさとこのこれから。 “はじめて"をめぐる珠玉の連作集第3巻!
谷川 史子[タニカワ フミコ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
51
ん?#14は繋がってないよな?と思って感想見たら、連作短編だから新章がはじまるのか…/与ちゃんは強い子。諏訪内は心に罪悪感を刻んだまま死ぬまで生きていけ。そっちの方が辛いはず。2018/11/10
Nao Funasoko
32
小さな偶然が重なったので、これは読むしかないかなと。書店に行ってみれば3巻しかなかったが連作とのことだったので3巻だけ買ってきたがハナシ途中からじゃないかー。1,2巻ポチらざるをえない。WW2018/09/30
どあら
27
妹から借りて読了。隣の大家さんの御言葉が心に響いたわ〜❗「不倫は家に火を点けるようなもの。そんなつもりじゃなかったなんて思っても遅いの。何もかもを失ってしまうかもしれないの。」とな…。 不倫してる又はしてた男共は焼死しろ🔥と思ってしまったわ😁2024/01/02
ぐうぐう
23
前巻の感想で「このご時世にあえて不倫の恋を描こうと選択した谷川の心意気は買いたい」と書いたが、その心意気を充分に感じさせる結末だった。けれど、不倫という関係性における当事者達の苦悩は、不倫という関係性を描くドラマで散々見てきた葛藤や悩みであり、そこに新味はない。あるとすれば、谷川史子が不倫を描く、という行為自体であり、それは漫画家としての谷川の大きな経験となったはずだ。反面、♯14のエピソードがとても良かった。こういう話を、このシリーズでは読みたいぞ。2018/09/29
緋莢
18
諏訪内が事故にあったという連絡を受け、病院に走った与。受付で軽症と聞き、安心するも、病室近くで諏訪内の妻・子供の声を聴いてしまい・・・揺れる与。苦悩し、考えた末に伝えた言葉。諏訪内からの返答。綺麗な結末でも十分納得できるのが、この作家の力量だと思います(現実では、こんなに上手くいかない、もっとドロドロするとかいう変なリアリティはいりません)<不倫は家に火をつけるようなものよ 「そんなつもりじゃなかった」なんて思っても遅いの 何もかもを失ってしまうかもしれないの>大家さんの言葉が強く印象に残りました。2018/10/10