内容説明
現在「松本民芸家具」の会長の職にある著者は、戦後すぐに柳宗悦先生に出会い民芸運動に入った。八十年余の波瀾に富んだ、創造性ある民芸家具一筋の人生を綴る自伝。
目次
第1章 工芸とともに(幼少年時代の思い出;東京高芸で大活躍;建築写真家として自立;親友の戦死;終戦までの日々 ほか)
第2章 民芸家具ひと筋の道(柳宗悦先生との出会い;運命を決めた相国寺の夜;組合運動の苦闘;職人たちとの闘い;怖かった浜田庄司先生 ほか)
第3章 手仕事を伝える(松本民芸生活館のコレクション;民芸生活館で職人の卵を育てる;伝統を伝える仕事;人生のまとめ・80歳の感慨)