内容説明
森に覆われたドイツの原郷を舞台に繰り広げられる恋と冒険の旅。旧きよき時代を芳醇な香りをこめて神話化した本邦初訳の大人のメルヒェン。ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスター』の流れを汲み、ノヴァーリス、F・シュレーゲルのめざしたロマン的総合文学を抒情詩人アイヒェンドルフの個性と手法で実現したドイツ・ロマン主義文学の最後の華。
著者等紹介
吉田国臣[ヨシダクニオミ]
1942年、横浜市生れ。上智大学大学院修士課程修了。専攻はドイツ文学。星薬科大学教授。アイヒェンドルフ協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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